心電図③-sinus rhythmの原則

P波にも軸がある!

研修医になっても意外とみんな意識していないのが、P波にも軸があるってことです。
QRS波の軸の考え方とか左軸偏位・右軸偏位ってのはなんとなく分かってるのに、P波の軸を意識していない人が多いと思うのです。

なので研修医に「洞調律(sinus rhythm)かどうかはどうやって判断するの?」と質問すると、
「P波があるかどうかです。」なんて答えが返ってくる場合が多々あるのです。
かくいうエイミーも、P波の軸を意識し始めたのは、恥ずかしながら研修医2年目の途中からでした。

洞調律とは=洞結節から心拍リズムが形成されていること
じゃあ洞結節からリズムが形成されているかを見るにはどうすればいいか?
P波の伝導方向が正しいかどうか、つまりはP波の軸を考えれば良いわけです!

P波①

P波の軸はQRS波の軸の方向とほとんど同じと思って良いんじゃないでしょうか。

軸は原則四肢誘導で見るものなので、
Ⅰ、Ⅱ、aVFではP波は+方向
Ⅲ、aVLでは+方向の場合と−方向の場合がある
aVRでは原則P波は−方向になります

これをちゃんと覚えておけば、P波があるけど、あれれ?って思ったら異所性P波の心電図だった!なんてことにも気づくかもしれないですね。

参考書籍:心電図の読み方パーフェクトマニュアル(Amazon 楽天)

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