心電図⑨-心筋梗塞の部位とST変化の誘導

「前壁梗塞」「側壁梗塞」「下壁梗塞」とか言うけど、心臓のどの部位を解剖学的に指しているか皆さん理解してますか?
心筋梗塞の部位診断は病変血管を推定する意味でもとても重要なのですが、解剖学的位置関係がよく混同されやすいように思います。

私、この図を見た時になるほどーー!!って感じで心筋の解剖を理解したんですよね。

わかりやすい心臓短軸像

心筋短軸

まず何が言いたいかっていうと、英語での解剖を見て欲しいんですよ。
英語では前壁側(anterior)と下壁側(inferior)があって、それぞれを更に中隔側、側壁側に分けた区分けがされてるんですよね。
この英語名での区分け、わかりやすくないですか?
そんで、これをそのまま日本語に訳したら良かったんだと思うんですけど、なぜかanterolateral(前側壁)を側壁、inferolateral(後側壁)を後壁と呼ぶようになってるみたいです。
なんかこの中途半端な日本語訳が良くない気がします。
だからこの図を書いて見せてくれた先生に、私はすごく感動したの覚えてます(*´艸`)

ちなみにこの図を元にして、どの誘導にST変化が現れるか、表にしたものがこちら。

MIのST変化

上の図を見て、それぞれの誘導の方向を考えながら当てはめてみてくださいね。
これなら理解出来る気がしませんか?

今度心筋梗塞(MI)患者さんが来たら使ってみてくださいね♪

参考書籍:心電図の読み方パーフェクトマニュアル(Amazon 楽天)

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